モノタロウのクラウドネイティブ化の取り組みについて

こんにちは、藤本洋一です。先日、私が登壇した基調講演の内容がWeb記事として掲載されましたので、こちらで紹介させていただきます。

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モノタロウにおけるクラウドネイティブ化の取り組みとは

モノタロウは、間接資材のEC企業で、毎年20%の成長を続けながら、システムのモダン化とクラウドネイティブな取り組みを推進しています。具体的に、私が所属するIT部門CTO-Officeグループでは、クラウドネイティブ化の推進に取り組んでいます。 モノタロウでは、ネット上での購入手続きから商品の配送まで、商流、物流を担う多くのシステムを連携させています。ECサイトであるmonotaro.comでお客様が検索して購入された商品はシステム上で引き当てされ、出荷倉庫でピッキングされた後、お客様に配送されます。引き当てされる商品は、海外サプライヤに発注する場合、サプライヤ倉庫から港に運び込まれ、コンテナで国内の港に着き、デバン可能倉庫に輸送され、倉庫間輸送などのオペレーションを経て出荷倉庫に棚入れされるなど、複数のシステムを連携させて管理されています。 このような商流、物流をシステムで担うために、AWSやGCPのマネージドサービスを活用しながら、コンテナ化やKubernetesの活用、12 Factor App化などの取り組みを進めています。SoE・SoRの両面をスコープとして、それらを内製することで、より高度なサービス提供が可能になっています。今後も、クラウドネイティブ化の推進を通じて、ビジネスの高度化を目指しています。 私たちは、開発だけでなく、業務知識とアーキテクチャ観点でのドメイン分割とインタフェースを通じた結合化を進め、スケーラビリティが改善するだけでなく、システム間の連携やデータ活用が実現できるよう努めています。下記、登壇時の資料を参考に、ぜひ当社のクラウドネイティブ化の取り組みについても知っていただければ幸いです。

当記事を通じて、モノタロウの取り組みに興味を持った方はぜひカジュアルMTGにご応募ください。お待ちしてます!