GitHub導入: よくある案件成功のコツと負担の事前コントロールで運用開始!

こんにちは、鈴木です。

GitHub Enterprise Cloud が使えるようになりました! オンプレミス版の Enterprise Server とは異なり、バージョンアップ作業やサーバ保守などの運用がないので快適です。

GitHub Enterprise Cloud の導入は、サービスを導入する経験として多くの学びがありました。知見をまとめて社内のテックカンファレンスで発表したので、その資料を公開します。

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目次

【はじまりの話】風呂敷を広げる人と畳む人

発散させる役割と収束させる役割の両方が必要なのだと思います。

梅田オフィスで残業中の人々による会話

こういうこと、ありますよね。いわゆる「タバコ部屋の会話」ですが、少人数が集まり雑談が発生する場(休憩スペースや昼食、飲み会など)では発散する方向の会話が生まれやすいです。

当時の頭の中

こう思ったんです。「今は発散する方向に話が偏っている状態なので、収束させる方向の行動が必要ではないか」と。

気運案件

勢いはあるけど、勢いしかない気運案件。言語化と合意形成を進めることが重要です。そうすることで案件として進めて良いか明らかになります。

別の言い方をすると気運案件は案件として準備不足の状態です。言語化や合意形成などを通じて「案件化」するということです。

【社内コミュニケーション】情報の透明性と期待値コントロール

現状を明文化する

文字にすることで多くの人が情報を参照できるようになります。重要なことは「先頭に、デカく、赤く」書く。見栄えはしませんが、伝わりやすいと思います。

能動的に情報伝達する

能動的に伝えることで期待値のズレを減らします。ストック情報としてドキュメント化してから、フロー情報としてチャットに流すとやりやすいです。

タバコ部屋の会話を公開する

経緯が分かるだけでスッと腹落ちすることってありますよね。

【ベンダーマネジメント】情報収集と提案の良形

「時間をお金で買いましょう」がとにかく刺さる

ベンダー提案に対して決めかねてしまうことってありませんか。

判断材料を出してもらい、意思決定するだけのはずです。だから判断材料は何かを意識しながら提案を受ける。提案が刺さったら買う(契約する)。ベンダーに「このストーリーで提案してください」と伝えると話が早いこともあります。

【理想と現実の話】具体化すると現実が見えはじめる

言われたこと

こういうこともあります。費用対効果(いくらのお金で、どのような効果を得るのか)が判断の基本になるので、費用と効果の両方の話ができる状態になったら、費用対効果の話をします。

タイムライン

こういうこともあります。最初は短期間で「入れます」「入れました」くらいで終わると思っていたのですが・・。

【PoCの話】PoCに入る前がとても重要

PoCは検証項目を決めてから取り組む

何かを検証するときは機能面に目が行きがちですが、以下の観点で検証項目を出すことがポイントです。

  • 機能(機能が十分であること)
  • 非機能(非機能が十分であること)
  • 移行(現実的なコストでデータを移行できること)
  • 運用(現実的なコストで運用できること)
  • お金(ランニングコストが許容範囲であること)

学びと知見

多くの学びがありました。みなさんも日々の仕事の中で良い学びを得ることができているでしょうか。ぜひとも知りたいです。

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