ArgoCD のログインを 1 分から数十ミリ秒に ── AI 駆動開発で広げたプラットフォームの手札

はじめに こんにちは、モノタロウでコンテナ基盤グループに所属している田中です。 以前の記事では、ArgoCDを活用した検証環境の自動生成について紹介しました。今回は、その ArgoCD 運用の裏側で発生していた「ログインに時間がかかりすぎる問題」と「Googl…

エンジニアに抽象的に考える力が必要な理由ー課題を見つけるための私の習慣

こんにちは。MonotaROでWeb広告運用を効率化・自動化するためのシステム開発を担当している、広告システムチームの早川です。 会社で目標設定を行っている方、あるいは問題提起や仮説の検討に取り組んでいる方の中には、考えていることをうまく言語化できず…

「全員未経験」からのVibe Coding —— 1行も書けなかったチームが、当たり前のように社内アプリを作っている話

はじめに テックオペレーショングループについて メンバーについて イメージからアプリを生み出す「Vibe Coding」 AI時代の開発における「問い」 Vibe Codingに向けた実践的学習 STEP 1: 学習の基盤となるマインドセット STEP 2: IT基礎概念とCLI STEP 3: Ge…

壊してもいいデータベースを数秒で--ZFSで作るDBブランチ基盤

課題の発端:E2Eテストが並列実行できなかった 備考 データベースだけが分身できない なぜ自前で作ったのか 発想の転換:MySQL の下を工夫する ZFSの機能・特徴 なぜ数秒で、ディスクもほとんど使わずに複製できるのか 全体のしくみ 実際にどのくらい速いの…

シニアエンジニア目線をAIレビューへ 〜 判断を移植した社内エージェント「Makasetaro」の設計

はじめに ここ最近で、AIの急速な進歩を背景にAIコーディングツールの利用は一気に広がりました。MonotaROでもClaude Code、Cursor、Codex、Devinといったツールを日々の開発に取り入れて積極的に活用しています。 ただ、コードを書くことにおいて開発者一人…

AIがコードを書ける時代だからこそ、Jrエンジニアに「AIを疑う力」を育てた話

TL;DR はじめに 当初は追体験式でいくつもりだった Jrエンジニアとマインドマップで必要なスキルを可視化した 主役に据えた「AIを疑う力」をどう定義したか 教材 × 1on1 × 実務課題の3本柱で能力を伸ばす 教材: 書籍2冊 → Python演習リポジトリの順で土台を…

モノタロウのフロントエンド刷新の取り組み⑤~6年強のあゆみと学び(技術選定と本番運用のギャップをどう乗り越えるか)

こんにちは。モノタロウでECサイトの開発・運用を担当している辰巳です。 モノタロウではECサイトのフロントエンド刷新に取り組んでおり、その内容をブログで共有したいと思います。 モノタロウのECサイトは1,000万を超えるユーザに利用される事業者向け間接…

AI以前のシステム移行を、AI思考で振り返る(OMS内製化)

目次 目次 はじめに プロジェクト概要 Order Management System (社内通称:OMS) について OMSサンセットプロジェクトについて プロジェクトにおける役割と実施内容 当時のフローと現行フローの比較 準備・調査 設計 実装・テスト シミュレーション・分析 経…

モノタロウのフロントエンド刷新の取り組み④~BFF×GraphQL導入の狙いとスキーマ設計の試行錯誤

はじめに こんにちは。モノタロウでECサイトの開発・運用を担当している菊川です。 モノタロウではECサイトのフロントエンド刷新に取り組んでおり、その内容をブログで共有したいと思います。よろしければ、関連記事もあわせてチェックしてみてください。 Vu…