MonotaRO Tech Summer internship 2020 データサイエンスコース 参加レポート 1

8/31から9/4までの5日間、モノタロウのデータサイエンティスト(以下DS)のインターンに参加させていただいた筑波大学の半田です。今回のインターンを通して学んだことや感じたこと等について、まとめさせていただきます。

インターン内容より

データサイエンス系のインターンに参加するのは初めてで、5日間どのような業務に携われるか想像がつきませんでした。初日に商品推薦タスクを発表していただき、それと同時に参考にする論文を共有していただきました。いきなり論文を共有していただいたことに驚く半面、実際の業務をはじめから感じることができ感動しました。

オンラインでの全社会議や朝会・昼会にも参加させていただき、モノタロウでのDSの働き方を非常に実感することができました。ある会社のある分野の業務を体験する、という意味では、ほかのインターンに比べてずば抜けて満足度が高く充実したものだと感じました。

 参加している学生のレベルも高く、皆コードを書くだけでなく言語化して発表資料に落とし込む点まで優れており、刺激的でした。私自身、モノタロウでの商品推薦タスクを通してDSスキルの力不足を痛感し、向上意欲が高まりました。大学院生活にて英語論文に触れる大切さなども改めて実感する事にもつながりました。

モノタロウのDSに関して

 ECサイトをメインに扱う会社専属のDSという点が第一に言えます。モノタロウでは全社戦略的にIT・データを活用していらっしゃり、その戦略の核を担っているのがDSの方々だと感じました。会社としてデータに力を入れている、かつデータを取得する環境も整っているため、比較的働く環境は整っているように感じました。

会社の中での大きなタスクを短期中期長期でそれぞれのDSに振り分けて、毎日報告して共有しながら作業をなさっていました。タスク解決の際は、既存の広く普及した手法を用いることも、最新の論文の内容を用いることもあると仰っていました。全体を通して、大学の研究の延長のような雰囲気もあり、研究が好きかつデータ分析を行いたい方は非常に向いていると感じます。

まとめ

 DSを志望・考えている方なら絶対に参加すべきインターンだと感じます。ほかのインターンにはない充実度と実務への近さを体感できるはずです。今回のレベルの高いインターンを通して、私に足りないものやDSの働き方が明瞭になり、非常にいい経験になりました。残りの大学院生活でしっかりとスキル向上に励みたいと思います。

 この度は貴重な機会をいただけたことに非常に感謝しております。