社内OSS Gateワークショップ vol.5 を開催しました!

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明けましておめでとうございます。MonotaROでフロントエンドのエンジニアをやっています、 id:silverbirder180 です。今年もよろしくお願いします。

昨年の12月に、OSSGate ワークショップ 第5回目を社内で開催しました。 その中での出来事や、学びについてご紹介しようと思います。

OSS Gate とは?

以下のスライドがわかりやすいと思います。 slide.rabbit-shocker.org

簡単に説明すると、OSS開発をしたことがない未参加者(興味あり)が、Gateをくぐって OSS開発をしたことがある参加者(自信なしor活発)になることを目的とした取り組みのことです。 f:id:silverbirder180:20181014222545p:plain

OSS Gateワークショップ (チュートリアル) by OSS Gate is licensed under CC BY-SA 4.0

OSSGate 参加者について

今回のワークショップでは、次のような参加者の構成となりました。

・モデレータ:私
・ビギナー:5人
・サポーター:5人 (私が1人兼任)
・モデレータサポーター:なし

OSS開発について興味を持つビギナーが多く、サポータの数は少し足りないという事態になりました。嬉しい限りで、企画した甲斐があります。

ワークショップ実施

ワークショップの作業ログは、こちらになります。

どのビギナーの方も、githubに対してIssueを立てることができました

当初『英語が伝わるか不安...』『怒られないか不安...』という声がビギナーからありました。

Issueを立てるのに不安を感じるビギナーに対して、サポータからの後押し(『大丈夫だよ!』)により、OSS開発の一歩を踏み出すことができました。おめでとうございます!

ワークショップを通じて

OSSの開発に対して、ビギナーが感じていた抵抗感は、似たようなものが多かったです。

  • 初歩的なIssueを立てて良いのか
  • Issueに書いた英語が通じるのか
  • Issueを立てた先の相手から怒られないか

"知らない/見えない 相手に対して、過大評価" しているように思います。 Issueを投稿後のビギナーの感想では、次の通りです。

  • 簡単な質問をしているIssueがあった
  • 英語が意外と相手に通じた (Google翻訳 様々)
  • OSSのIssueはWelcomeなため、むしろ感謝された

"知らない/見えない 相手"を少し知ることで、抵抗感が和らいだのかなと思います。

また、次のような積極的な感想も頂き、素直に感動しました。

  • ドキュメントではなく、コードにコミットしたい
  • Issueだけでなく、PRも出したい
  • OSSを一から開発したい

ぜひ、また企画をしてみたいと思います。

終わりに

OSSGateを通じて、今回5名のビギナーがOSSの門(Gate)をくぐることができました。

OSSを利用するだけなく、OSSへ貢献できる人が増えることは、とても素晴らしいことです。 これからも、継続して取り組んでいきたいと思います。

ちなみに

私はMonotaROに入社後に、ビギナー→サポータと体験させてもらいました。 tech-blog.monotaro.com 今回は、初ファシリテータにチャレンジしました。拙い進行だったのですが、 参加者の皆様にフォローして頂き、無事何とか終えることができました。ありがとうございました。